「フィードバック」は、業務上や研修などで、よく聞く言葉です。
この言葉を、どのような場面で、どのような意味で捉えているでしょうか?
「フィードバック」という言葉は、さまざまな場面で使われています。
業務中の上司からの助言やロールプレイ終了後の振り返り、アセスメント結果の解説など、その文脈は多岐にわたります。
しかし、本質的にフィードバックとは、
「情報を受け取った側が、自分の行動や認識を振り返り、より深い理解や新たな気づきを得るためのプロセス」
です。

つまり、フィードバックは単なる評価や指摘ではなく、相手の成長を促すための対話なのです。
例えば、ロールプレイを実施しても、「良かった」とか「もう少しこうすればいい」といった表面的なコメントなどで終わってしまうケースがあります。
また、アセスメントを受けても、結果が数値やグラフで示されるだけで、それが自分にとって何を意味するのか、どう活かせばいいのかが理解できないまま終わることも少なくありません。
充実した内容、その真の価値を知るためには、フィードバックは不可欠です。
振り返りのないロールプレイや、言葉の定義が共有されないまま診断結果を返却するだけのアセスメントでは、本来の価値は十分に発揮されないでしょう。
MBTI®は、フィードバックを必須プロセスとして位置づけている、数少ないアセスメントの一つです。
多くの性格診断や適性検査が結果提示のみで終わるのに対し、MBTI®では、認定ユーザーによるフィードバックセッションが不可欠なプロセスとして位置づけられています。
このセッションでは、単に結果を説明するだけでなく、受検者自身が、自分の「こころの働き方」を探求し、「自分にとって自然な心の利き手」を見つけていくプロセスが重視されます。
また、MBTI®のフィードバックでは、グループカウンセリング的手法を活用した演習を通じて、参加者同士の対話から、自分と他者の違いに気づき、自身の認知スタイルを深く理解していきます。
ここで重視されるのは、「正解を得る」のではなく、「自分にとってしっくりくる心の利き手を検証する」ことです。認定ユーザーは、受検者が自分について深く考え、検証し続けるプロセスを丁寧にサポートします。
このようにMBTI®のフィードバックは、単なる結果の解説にとどまらず、自己理解を深め、さらには他者理解の土台を築くための重要な機会となっています。
フィードバックを通じた自己理解の深化は、個人の成長にとどまらず、組織にも好影響をもたらします。
自分の認知スタイルや価値観を知ることで、
「なぜ自分はこのように考えるのか」、「なぜ他者と意見が食い違うのか」
といった疑問に対する答えのきっかけが見えてきます。
また、フィードバックを受けることで、自分の強みや課題を考えるヒントになります。
強みを意識的に活かし、課題に向き合うことでマネジメントやリーダーシップの幅が広がるでしょう。
さらに、フィードバックを通じて自己肯定感が高まることも重要な効果です。
自分の特性を「良い・悪い」ではなく、「個性の一つ」として受け止めることで、自分らしさを尊重しつつ成長していくためのヒントを手に入れることができます。
こうした効果は、個人のパフォーマンス向上にとどまらず、チーム全体の心理的安全性を高め、組織の生産性向上にも寄与します。
研修やアセスメントは、実施するだけでは十分な成果につながりません。
重要なのは、そこで得られた気づきや結果をどのように解釈し、実際に活かしていくかです。
そのために不可欠なのがフィードバックです。
MBTI®は、認定ユーザーによるフィードバックを通じて、受検者が深い自己理解に到達できるように設計されたアセスメントです。
Adore la vie(アドレラヴィ)では、MBTI®認定ユーザーがフィードバックを通じた自己理解の深化を支援し、個人の成長をチームや組織の成果へとつなげる研修プログラムを提供しています。
入口で終わらせず、より深い自己理解を基盤としたコミュニケーションと、相互に高め合うチームビルディングを実現してみませんか。