経営企画部 広報グループ マネージャー(課長)
高橋実加子さん
経営企画部 企画グループ 課長代理(現マネージャー)
金田みゆきさん


女性活躍推進の一環として行われた女性課長職、課長代理職対象の研修へそれぞれ参 加され、とても有意義だったとおっしゃる高橋さんと金田さんに、参加された感想とその後の変化についてお伺いしました。研修で気づいたことや現在でも実践 されていること、研修をきっかけに始まった女性同士のネットワークについてなど、研修での気づきを 活かし仕事や生活を充実させている様子を終始和やかな雰囲気の中でお伺いすることができました。

■ 現状を知り、会社からの期待を実感

—研修を受けて、 どのような発見がありましたか?
高橋さん:それまで意識はしていませんでしたが、急に課長職に引き上げられ、自分が現在の役職に見合う仕 事が できているのか自信がありませんでした。そのことが思っている以上にプレッシャーとなっていたことに、研修を受けて 気づきました。

金田さん:私も改めて自分を見直す機会になりました。比較的長く会社に在籍しているので、今回のような研修の機会が なければ、これまでの延長のまま余り深く考えずに仕事をしていたと思います。日頃から周りの方たちの協力を感じては いましたが、研修で新たに認識させられ、感謝する気持ちも強くなりました。

—女性のための研修を受けてどう感じましたか?
高橋さん:女性の課長職が集められて何かをするのは初めてでしたが、同じ女性同士なので、皆さんがいろいろな思いを 抱えているということがわかるだけでも励みになりました。

金田さん:部門によっても偏りがありますが、女性の課長、課長代理はまだまだ少ないですね。今回女性の課長代理だけの 集まりで、それを実感しました。でも、このような研修が行われたことで、会社が女性の活躍を推進し、私たちに期待を してくれていると感じることができました。

■ 研修での気づきを行動に移すことで仕事と生活が充実

—研修で学んだことで、今でも続けていることはありますか?
金田さん:印象に残っているのは、「人の話はきちんと聴きましょう」ということ。研修後は「一方的に言いすぎたな。」と気づくことが多くなりました。本当 は、言う前に気づくとよいのですが・・・。また、「やりたいことを書き出す」という内容もありましたよね。しばらくそれを書いたことも忘れていましたが、 今見直してみると、 達成できていたことがいくつかありました。書きだすことで、無意識に覚えていたのだと思います。

高橋さん:私も研修後の昨年、年の初めにやりたいことを100個書き出して、年末の時点でどれだけできているかを確認してみました。 研修中に書き出した時には、なかなかやりたいことが思い浮かばなかったですね。 みんなの前だからカッコイイことを書こうと身構えてしまったのかも。でも書いたことの多くは実際に実現できたので、 このときに「思っているだけじゃなく、書きだすことが大事」だと実感しました。100個の中には、「なるべく自然に触れよう」とか「懐かしい友達に会う」とか、些細な項目もたくさんありますが、 書いたことができると達成感あり、自分を大切にしている感じがしますね。自分が楽しく充実した生活を送っていると、 周りの人や仕事にもいい影響を与えられると思います。

■ 人との関わりに変化をもたらすMBTI(性格検査)

—MBTI(性格検査)はいかがでしたか?
金田さん:MBTIは、苦手なことも強みも見事に自分のことを表現していると思いましたね。また、参加者の検査結果も様々で 驚きました。私が考えてもみないようなことを発言する人もいて、面白かったです。

高橋さん:私も人は同じことを聞いたら全員が同じように感じると、心のどこかで思っていました。でも実際は人それぞれ 全然違う感じ方をしているとわかったことは、大きな発見です。振り返ると、私にとっては「何でもないこと」が人に よっては重要なことになっていたのも納得です。

金田さん:そうそう。ちょっとした軽い気持ちで言ったことがオオゴトになってたりとか。

高橋さん:受け止め方と立場の違いなのか、話が2〜3倍になってるときがあるよね(笑)。

—MBTIを受けた後、どのような変化がありましたか?
金田さん:対人関係で問題が発生した時にも、相手は自分とは違うタイプかもしれないと考えられるようになりました。 また、これだけ性格が違うとどんなに頑張っても伝わらない時もあると、良い意味で割り切ることができるように なりました。できれば社員みんなに受けてもらって、検査結果を名札につけておいてほしいくらいです(笑)。

高橋さん:それが、「私はこういうタイプだから」と逃げる理由や言い訳になってしまってはいけないですけどね。 私は、「人はそれぞれ違う」ということがよく分かって、今までよりも、みんなの良いところがよく見えるようになりました。 本当は、研修で学んだことをうまく部下にも伝えたいところですが、難しいですね。部下の話を聴く際に、人それぞれ いろいろな考え方があるから「こう考えてみたらどう?」と言ってあげたいのですが、それも偉そうに聞こえるかしら、 と思ってしまってなかなか言えません。でも、私自身は相手が違う意見でも、反論せずにまずは相手の話を聴くことが できるようになりました。そして相手と意見がぶつかった時には、「自分が変わってみよう」とか、「別の表現で伝えて みよう」とか、自分のポジションを引いてみることができるようになりました。ストレスをためるよりは、気持ちを 切り替えた方が楽になれます。

金田さん:私も仕事の仕方が変わってきたように思います。私の部署は上司の異動が多く、新しい上司が配属される毎に、 何をどこまで伝えたらよいか迷っていました。でも研修後は一方的に今までのやり方を伝えるのではなく、まずは相手の話を 聴くことから始めるように心掛けています。もともと話すより聴くタイプでしたが、性格の違いを学んだことで、更に相手を 理解した上で話ができるようになりました。

高橋さん:私は、上司は部下の話を100%受けとめなくてはいけないと思いこんでいました。でも、話の内容にもいろいろ あって、「これはただ聴いてあげればよいもの」「一言伝えれば良いもの」「しっかり取り組むべきもの」など、聴き分け られるようになってきました。自分のやれる範囲を確認し、割り切ることができるようになって楽になりましたね。

■ 本音で話せる心強い女性ネットワーク

—現在の女性課長職、課長代理職同士の関係はいかがですか?
高橋さん:研修後、女性課長職のメーリングリストをすぐに作り、定期的に集まりも持っています。研修前は、お互い顔や 名前は知ってはいるけど深く話す機会はありませんでした。研修でお互いについてよく知り、本音で話し合うことができる 仲間ができて本当に嬉しいです。
全国各地の事業所の多忙な課長職ですが、できる限りみんなで予定を合わせて集まりに 参加しています。泊まりがけで行った親睦会も全員参加で、講師の吉武さんもお呼びして、本当に楽しい時間を過ごせました。 この研修がなければ、これだけ強く結束したネットワークは持てなかったと思いますね。

金田さん:私も会社の人たちと、ここまで密度の濃い時間過ごしたのは初めてでした。私の周りには、独身や子供がいない 人たちばかりだったのですが、子供を育てながらがんばっている人など、女性の課長職代理がどこでどのように働いている のかを知ることができて、本当によかったと思います。

■ 研修で深まった相互理解と感謝の気持ち

—(株)Adore la vieの研修を受けた感想を教えてください。
金田さん:研修が始まる前は、女性だけが集められて何をやるのか不安でした。でも吉武さんのおかげで、すぐに緊張は ほぐれ、いつの間にか心を開いて本音で話し合える状態になっていましたね。(株)Adore la vieの研修は、研修じゃない 感じ。研修というと身構えるところをあっという間にほぐしてみんなを引き込むところが、勉強にもなりました。

高橋さん:そう。教えるという話し方ではないのに、自分の中に自然に内容が入りこんで蓄積されているのが不思議でした。 特に印象に残っているのが、研修最後の日にもらった直属の上司からの手紙。サプライズだったので、びっくりしましたが、 上司が今までちゃんと自分を見ていてくれたと知ることができて、とても嬉しかったです。

金田さん:ただ「手紙が来ています」というのではなく、人との接し方や思いをどう汲み取っていくかなどを学んだ後、 最後の最後にもらったから、よりその重みや温かみを感じて素直に受け取ることができたのだと思います。

—今後の目標を教えて下さい。
高橋さん:やりたいことは沢山ありますね。自分が楽しくないと良い 仕事は絶対にできないと感じています。楽しい状態を維持できるように、 自分のモチベーションや心と体のバランスを管理できる人になりたいです。

金田さん:会社の業務を円滑に進めるために、これはどの人にやって もらうと良いかを考えたり、人と人がうまくいくように話し合ったり、 人と人とを繋げていく役割で自分を活かしていきたいです。 今後も研修で学んだ「話をよく聴いて相手をよく知る。」ということを 実践し、役立てていきます。
※インタビュー後、金田さんは課長職に昇格されました。